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繋がった!襷(タスキ)。

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第50回天龍梅花駅伝大会に、チーム窪田建設として参加しました。

下伊那郡天龍村で開かれる大会で、4年連続の出場です。

総務部、土木部、建築部の精鋭(?)、20歳から還暦までの年齢層幅広い

6人の社員ランナーでタスキをつなぎます。

この駅伝も節目の50回、130チーム出場です。

ここ数年は、佐久長聖高校が招待チームとして出場し、以前は

早稲田大学、駒澤大学なども出場した由緒ある大会で、長野県縦断駅伝にも

出場するランナーもいて、かなりレベル的には高い大会です。

コースは天竜川の渓谷沿いを走る六区間全長36kmのアップダウンの

激しい「死にもの狂い」の道のりです。

走らなければ、暖かい日などは、のどかで、天竜川も穏やかで、とても

素晴らしいところですが、走るのには「覚悟」のいるところです。

我が「チーム窪田建設」は、過去三回出場し、一度目に社員さんの

息子さん(大学生)を助っ人にむかえ、かろうじてタスキをつないだ以来、

二大会続けての、無念の繰り上げスタートを味わいました。

今年こそ、「襷をつなぐ」を目標に、練習を重ね、本番を迎えました。

1区の松沢くんが見事なスタート(私たちレベルで)。

88位で、二区の池上部長へ。

池上部長が順位を上げて、三区寺平くんへ。

次は四区私、中原です。8.65キロを走ります。

中継所に必死の形相の寺平くんが近づいてきます。

タスキを受け取っていざスタート。

彼の形相とタスキを受け取った興奮でアドレナリンが噴出し、ちょっとオーバーペース。

私の区間は決められた時間までにタスキを渡さないと、次から繰り上げスタートになります。

逆算するとちょっと微妙。

オーバーペース気味ですが、構わず突き進みます。

時計でラップを確認しながら走りますが、練習でも出ないようなタイムです。

後半つぶれることの恐怖を振り払い、自分の練習を信じて、一歩一歩前へ前へ。

最後の坂を上り、下り坂を一気に駆け下り、ラストスパート。

次のランナー、五区大宮部長が見えました。

「タスキ繋がりました。」

最後の六区小平君へもタスキが無事渡り、総合83位で見事ゴール。

順位もうれしいですが、何よりタスキが繋がったことがうれしかったです。

(ゴールの瞬間の写真はありません・・・)

一本のタスキが途切れることなくゴールできたのも、六人それぞれの力走の

たまものだと思います。

何かいつもと違う力(パワー・エネルギー)が出てしまうのが、仲間のパワー、

不思議な駅伝の魅力?、ひとりで走る大会との違い、なのかもしれません。

 

帰りがけに、恒例の「かぐらの湯」で、ひとっ風呂。

レースの疲れを癒しました。

風呂上がりの牛乳で、たんぱく質(エネルギー)を補充。

駒ヶ根に帰って、窪田社長(監督)も交えて、慰労会。

ビールが美味しく、いっぱい頂けたのも「タスキが繋がった」おかげです。

皆さん、お疲れ様でした。

来年も頑張りましょう!!!