十数年前のシステムキッチンの水栓を取り替える工事をしました。
きっかけは、キッチンの吐水口部分が割れてしまったこと。取り外した
状態でしばらく使っていましたが、いよいよ取り替えるご決断をされました。
システムキッチンの天板から出ている水栓は、ホール水栓といいます。
もう一昔前のキッチン水栓は、キッチン向かいの壁や出窓の台座から
出ていて、水栓単独での取替が簡単ですが、ホール水栓はキッチンの
天板から出ているため、キッチンのキャビネット下での作業となります。
まずは背板の点検口を外して、給水給湯のバルブを閉めて、水を止めます。
接続部分を外して、キッチンの水栓を抜き取ります。
狭い空間での作業なので、ここが一番大変です。
(職人さんは、ぱっぱと作業を進めてしまいますが)
口元をきれいに磨いて、新しい水栓の台座を取り付けます。
上からキッチン水栓を差し込んで、接続します。
こぼれた水をふき取って、バルブを開いて、通水状況を確認。
終了です。
新しい水栓は節湯水栓になっているので、省エネにもなりますね。
作業時間はおおむね30分。
冬場は寒さで、キャビネット下の給水等の配管から凍結による漏水などが
起こることも考えられます。
時折、点検していただくのも良いかと思います。
工事ありがとうございました。