コンクリートのシュート打ち。
なんのことでしょう?
シュートとは、コンクリートを送る半円形の筒状の物の通称です。
よく土木の現場などで使われる資材です。
今回、ユニットバスの床下のコンクリートを打設する際に、この「シュート」を
使用しました。
通常は、コンクリートミキサー車から、「ネコ」と言われる一輪車で、少しずつ
コンクリートを運び入れます。
0.4~0.5m3くらいのコンクリートを運ぶのですが、一輪車で10~20回ほど
行ったり来たりをします。
今回の現場は、敷地に制限があったことと、ちょうど良い高低差と、ミキサー車の
乗り入れ場所と施工箇所が近かったため、シュート打ちを計画しました。
長さは約4m、高低差約2m、角度はおおむね30度ほどでしょうか。
設置をしてしっかりと固定、ミキサー車から少しずつ流し込みます。
あっという間に、打設完了。
シュートの準備、設置、片付けに手間はかかりますが、一輪車で
数往復する労力を考えると、とても効率的です。
協力いただいた職人さん、ありがとうございました。