駒ヶ根市内のM様の新築住宅上棟しました。
M様のお宅は、地盤調査の結果、東側に地盤の弱い範囲が見られましたので、
掘削をして、一部ですが軟弱部分の土を撤去し、良質土に置き換える工事を最初にしました。
基礎工事用の捨てコンクリートを打って、基礎のコンクリート工事に入ります。
まず地面の土の上にベタ(平らな)コンクリート基礎を平面全体に打ちます。
その後、立上りのコンクリートを流し込む用の型枠(カタワク)を組んで、土台上の基礎を作ります。
型枠をばらす(外す)と、基礎の出来上がりです。
皆さん共通して、この状態を見ると「小さいですね・・・」とおっしゃいます。が、
ご安心ください。建物が立ち上がればボリューム感充分に感じます。
そして、いよいよ足場を組んで、建て方となります。
工場で柱などをプレカットしてくるので、現場では大工さんが組み立てるだけです。
「組み立てるだけ」とは大工さんに申し訳ありませんが、一瞬(二日間)で、一気に
建物が浮かび上がります。
一日目の建て方が終了。
夕方から少し雨が落ち始めましたので、雨養生をして二日目の朝を迎えます。
二日目。快晴。
清々しい朝を迎え、養生をめくって、作業開始です。
2階の屋根にも野地板が張られて、いよいよ建物の骨格が出来上がりました。
お施主さまと色々話し合って、想い描いた「夢の形」が浮かび上がった瞬間です。
ここから、「夢の形」が、「住まい」になるために、多くの職人さんの力と技術を借りて、
「家」が出来上がります。
M様、上棟おめでとうございました。
完成が楽しみです。