本日2月19日、建築士定期講習に行ってきました。
会場は、伊那文化会館。
9時30分から16時まで講義を受け、最後に一時間、終了試験を
行います(簡単なのですが、この年にもなっても試験ってつらい)。
この定期講習は、建築士の設計・工事監理に必要な能力が
維持向上されるように、建築士事務所に属する建築士に、
受講が義務付けられています。
本日は、弊社建築士の内の一級建築士四名が受講しました。
建築士は、「国民の生命、健康及び財産の保護を図る」ために、
社会状況の変化に対応するため、その都度、改正が行われる
建築関係法令を的確に理解し、日々の業務に反映する
必要があります。
昔は、建築士を取得すると、「とって終わり」という感じで、講習会は
ありましたが、必ず出なければいけないという責任はありませんでした。
平成20年に、建築士定期講習が制度化され、三年ごとに講習を
受けることが義務付けられ、その間に改正された法令を再認識する
場として、有意義なものとなっています。
今回は、昇降機、遊戯施設等の安全確保、既存不適格建築物に関する
規制の合理化、備蓄倉庫等の容積率の緩和、給湯設備の転倒防止対策
などの説明もテキストでわかりやすく説明を受けました。
エレベーターでの死亡事故、ジェットコースター事故、災害時に
必要となる備蓄倉庫を増やすため、エコキュートの問題、などなど
その時々の社会情勢によって、日々法令も変わっていきます。
一日みっちりの講習で、本当に疲れますが、一級建築士として
律する機会になっています。
お昼は時間が厳しかったのですが、うしおさんのローメンを
食べに行きました。
四人とも「超」。
意外と食べられましたが「超々」は難しそうでした。
お疲れ様でした。