寝室にある物入れをトイレに変えるリフォームをしました。
既存の物入れの大きさは1帖。
扉はクローゼットドア(折れ戸)でした。
折れ戸は、たたむと全面開口になるので、そのまま使いました。
気密性が劣ったり、隙間があったりで、当初一般的な引き戸に
取り替える予定でしたが、将来的に介護も必要となった場合に
全面開口の方が、使いやすいかな。とのことで、そのまま利用と
しました。
内部の棚と、天井、壁は下地までめくります。
床は扉の関係でそのままとして、配管作業用に開口を開けました。
明かり取りと、換気用に窓と換気扇を取り付けました。
窓は、筋違の関係で小さいものしか設置が出来ないので、
横開き窓にしました。網戸も付きます。
配管工事が終わると、床をふさぎます。
手摺をつけられるように、腰部分は合板を張りました。
天井と壁にはクロスを貼って、床はクッションフロアーを貼りました。
手摺や紙巻器の位置は、病院のリハビリ担当の方と、実際にご主人に
便器に腰掛けていただいて、位置を決めました。
内部には、コンパクトな手洗い器もついています。
便器は自動で蓋が開く、フルオート便器です。
部屋のベッドのすぐ横にトイレが完成しました。
夜中にトイレが必要になっても、これなら安心。
寝室のすぐ横にトイレを設置される方が増えています。
今年で三例目。
給排水の系統などで、制約もありますが、このようなリフォームを
お考えの方は、是非ともご相談ください。
M様、ありがとうございました。