窪田建設では、月一回の現場安全パトロールを実施しています。
パトロールは、社内の安全委員が行います。
私も安全委員となって初めてのパトロールを行いました。
ここ一週間はとても暑く、各現場には熱中症対策として、上の写真のような
モニターも掲示されていました。
パトロールは、三班に分かれ、私たちは市内の建築現場三か所と、土木現場一か所を
パトロールしました。
最後に黒川第四の堰堤現場に行きました。ここは土木の現場です。
菅の台上部の大田切発電所から林道を約4キロほど上ります。
通常は車の進入はできません。
ですので、一般の方はなかなか行けません。
私もはじめて行く場所でした。
狭くて、舗装もされていない砂利道で、すれ違うこともままならない道を、
コンクリート車のあとをついて上がっていきました。
黒川の上部で鉄砲水などの被害をおさえるために堰堤をつくりますが、
人間が行かないような場所に、ダムをつくることは大変な仕事です。
行ってみないと、この苦労は分かりません。
今日はコンクリートを160m3打設するとのことでした。
車一台に入っているコンクリートの量が4m3なので、計40台分必要です。
8台で運搬搬送しているので、一台が5往復するそうです。
一度往復するだけで大変なのに、あの大きい車で5往復。
すごい!!!
コンクリートは、バケットに移して打設します。
バケットはクレーンでつり上げます。
自分は建築の人間なので、土木の現場を見ることはとても新鮮です。
土木は、自然との闘いです。
私たちの生活を守ってくれる仕事がとても多いです。
何もないところに、道をつくり、橋を架け、ダムをつくり。
そこには危険がとてもいっぱいあります。
行ってみないとわからないことが、現場にはたくさんあります。
この現場も宮田村の小学生や、将来土木を志す大学生が見学に来たとのことです。
今日はとてもきれいに見える黒川も、私たちに危険を及ぼす恐れがあります。
「安全第一」
現場パトロールをすることで再認識できます。
暑い中大変ですが、現場の職人のみなさん、お疲れさまです。
ありがとうございます。