先日のお知らせで建方の様子を掲載させていただいたT様邸で上棟式を行いました。
上棟式は「建前」「棟上げ」とも呼ばれ、新築工事の中間地点として建物の骨組みが無事に完成したことをお祝いし、お施主さんが職人さんたちをねぎらうために行われます。かつては大勢を招いて儀式や宴がもうけられましたが、近年では式そのものを省略することも多くなりました。今回はT様邸にて行われた上棟式の様子をご紹介します。
← T様邸建方の様子です
まずT様ご夫妻に上棟完了にあたってのご確認をしていただきました。
おうち全体の状況はもちろん、特にコンセントや照明スイッチの位置などは、配線が見えるこの段階で綿密に打ち合わせをします。あわせてお施主様のご希望も、より詳しくお聞きしていきます。
その後ご両親、お子さまもおそろいになり上棟式が始まりました。
今回は大工の棟梁さんによって式が執り行われます。祝詞も棟梁さんが奏上します。
祭壇の中央にある棟札には、お施主様のお名前、上棟日、工事関係者名などが書かれます。
T様はお子さまお二人のかわいい手形を残されました。
※お名前は消しております
棟札、御幣、お施主様の履いたわら草履を屋根裏におまつりします。
上棟式の御幣には、昔とある棟梁の危機を救った「お亀」という女性の伝説にちなみ、おかめのお飾りがつくことが多いそうです。
「神様があそこから見守ってくれるからね」とおばあさまがお兄ちゃんと赤ちゃんにお話ししておられました。
これからおうちづくりは次のステップへ進みます。
引き続き安全に配慮し、竣工に向け心をこめて工事を進めてまいります。
T様、おめでとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。